カーポートの価格相場と設置費用を安く抑えるための3つのコツ

毎日運転する愛車を、自宅前のスペースに丸裸で駐車していませんか?

しかし、それではせかっくの愛車がすぐに汚れてしまいますし、雨の日なども乗り降りが大変です。

そこでおすすめなのが車を守ってくれるガレージやカーポートです。

今では車を汚れにくくするためにも長持ちさせるためにも、しっかりとしたガレージを設置する方が増えてきていますよ。

しかし、本格的なガレージとなると、やはりそれなりの費用がかかってしまいます。

車を保護したいけどあまりお金をかけたくないという方はカーポートの設置を考えてみてはいかがでしょうか

カーポートであれば、ガレージと比べても格安で車を守るためのスペースを確保することが可能です。

当記事では、そんなカーポート設置にかかるコストや、その費用を少しでも抑えるコツを紹介していきます。

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カーポートとガレージの違い

車を守るといった同じ役割を果たす両者ですが、明確な違いが存在します。

それは、カーポートが柱と屋根から成り立っているのに対し、ガレージは車の四方八方を囲ってしまうという点です。

それでは、それぞれの比較をしていきましょう。

ガレージの特徴と主なメリット・デメリット

自宅で車を駐車するためのスペースとして、ガレージはよく耳にする言葉になります。

先ほども言ったように、ガレージは屋根と壁、それから一般的には車の出入り口もシャッターでおおわれているため、完全に車が外部から見えなくなります。

ガレージにおいてある車の車上荒らしをしようと考える人はほぼいないでしょうし、車が外気に触れないためしっかりと防御することができます。

そのため車を駐車するスペースの中ではガレージはかなり優れた役割を果たすのですが、逆にデメリットも存在します。

ガレージ設置はコストがかかる

車専用のしっかりとした物置のようなものを建てるわけですから、費用もそれなりに掛かってしまいます。

カーポートと比べるとガレージ設置がいかに高いかがわかるのではないかと思いますが、安くても100万円前後かかるため、とても気軽に設置できるようなものではありません。

出典:http://www.lixil.co.jp

また、設置にも高額な費用がかかりますが、解体する際にも同様に解体費用としてお金を支払わなければなりません。

それなりのスペースが必要

四方をしっかりとした壁で囲う建物になりますので、単純に建物の面積と駐車面積を考えて設置する必要があります。

ガレージの内部は、最低でも車が入るスペースと車の扉が十分に開けられるスペースが求められるため、敷地面積が小さいところでのガレージ設置はおすすめできません。

もちろんギリギリの広さでガレージを利用するという方法もありますが、 毎日の駐車に時間がかかったり乗り降りするたびに車の扉が当たらないように気を使ったりといったストレスが発生します

以上がガレージのデメリットです。

カーポートの特徴と主なメリット・デメリット

車を保護するためのスペースの中で、比較的気軽に設置できるものとしてカーポートが挙げられます。

愛車の上に屋根を設置し、その屋根を支える柱を付けるといった簡単な作りですが、雨の日の乗り降りが楽になるためそれだけでも大きなメリットと言えます。

また、屋根の素材によっては紫外線をしっかりと防ぐことができるため最低限車体を保護することが可能ですし、例えば車に乗るたびに鳥のフンを取り除かなければならないというような方はカーポートを付けるだけで悩みが解消されます。

ガレージと比べると格安で設置できるカーポートですが、やはりデメリットも存在します。

カーポートは台風に対応できない

普段のシトシト雨であれば、カーポートがあることで車の乗り降りが非常に楽になります。

しかし、台風の際や強風を伴う雨の日は、雨が横から降りつけるためカーポートの屋根が全く意味をなさないことが多いです。

もちろんそういった日は1年の中で数えるほどなのかもしれませんが、ガレージと比べると万能ではありません。

防犯性は低い

ガレージが四方を壁やシャッターで囲まれているのに対して、カーポートは車の上部を保護するだけのものになります。

その屋根があることである程度車を保護してくれるのですが、外部からは丸見えですので防犯の機能はほとんどありません。

ただこれに関しては、カーポートを門の内側に設置することができれば、それだけで防犯性が高くなるので、やり方によっては少し解消できることがあります。

以上がカーポートです。

それぞれにメリットとデメリットがありますが、 やはり費用面で考えるとカーポートを選択する人が多いのが実情です

カーポートの値段はいくら?具体的な価格相場。

ガレージと比べると格安で車を守ってくれるのがカーポートです。

それでは、具体的にいくらくらいで設置可能なのでしょうか。

カーポート本体の相場

最安値のカーポートだと10~20万円くらいからあるようですが、様々な条件によって価格が大きく変動するため一概に言うことはできません。

例えば柱一つとっても、小さな車を保管するための低めのものでよければ安くなりますし、反対にバンのような大きな車を止める場合は長いものでなければいけないため、その分費用が高くなります。

※柱の追加で別途オプションが付く場合も

また、カーポートのメインの部分である屋根の素材や機能によっても料金が変わってきます。

極端な話、雨を少し防ぐためのトタンでもよいというのであれば屋根のコストはほとんどかからないことになります。

しかし、通常は車の劣化を防ぐために遮熱性の高いものを使用したり積雪に耐えられるような頑丈なものを使うことになります。

そうなった場合、その分コストが高くなっていきます。

カーポート本体の相場目安:約10万円~

カーポートの設置にかかる施工価格

次にカーポートを設置する際にかかる工事の費用ですが、この工事では地面に穴をあけたり、基礎工事、本体の組み立てなどすべての工事費用を指します。

目安としてはカーポートの施工価格は相場で4万円ほどが標準価格です。

ただ、あくまでも目安であって他にも

  • 既存のカーポートがある
  • 残土処理
  • 地面がコンクリートでの穴あけ
  • カーポートの加工

などがあれば別途1万円~2万円ほど費用が追加されることが多いです。

なので、標準価格は4万円ほどですが、実際には5万円以上になると考えておいたほうがいいでしょう。

カーポートの施工費用:約4万円~

オプションを付けると価格が跳ね上がる

上述したのは、カーポートの柱と屋根の料金についてです。

もちろんその2つがあればカーポートは完成するのですが、オプションを付けることで価格が高くなります。

その他にも、カーポートの下に駐車スペースとしてコンクリートを詰める場合や、カーポート周りに車を守るフェンスを設置するなどした場合は、追加でお金がかかります。

カーポートそのものではなく別のエクステリアのリフォーム代と考えたほうが良いのかもしれませんが、 カーポートをより快適に使うためのオプションはカーポート設置代金に上乗せされることになります

もちろんそんなものはいらないという場合は柱と屋根、それから工事費用だけで済みますが、しっかりとした駐車スペースを造りたい場合はその分の費用も考えておきましょう。

オプションを付ける場合の目安:約30万~

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カーポートの形とそれぞれの価格相場

カーポートと言っても、実に様々なタイプのものがあります。

もちろん、そのタイプによっても値段が変わってくるため、費用やデザイン性なども考慮して選択するようにしましょう。

片側支持タイプの相場

屋根に対して、柱が左右のどちらか片方にしかないタイプのカーポートになります。

柱の数が少ない分、設置コストも割安になりますし、両側に柱がないため駐車の際も横幅を気にせず楽に行うことが可能です。

しかし、片側しかないため両側支持タイプと比べると安定性に劣りますし、中には見た目が悪いタイプのものも存在します。

また、車の後ろ部分にあたる場所にのみ柱がある背面支持タイプのものもあります。

片側支持タイプの相場:約10万円~

両側支持タイプの相場

屋根の両側に柱がついているタイプのカーポートになります。

屋根が柱によってしっかりと支えられているため、安定感がありがっちりとしています。

重量にも耐えられる構造になっていますし風にも強いため、特に積雪地方風の強い地域でよく利用されています。

柱を使って安定性を出すことができますが、柱が多くなる分価格が若干高くなります。

両側支持タイプの相場:約20万円~

複数台(2台や3台)を駐車できるカーポートの相場

所有する車が多く駐車するスペースも十分にある場合は、数台を駐車することができるタイプのカーポートを設置することになります。

複数駐車の可能なタイプにも様々な形がありますが、やはり代表的なものは並べて駐車する形式のものでしょう。

左右両方をしっかりとした柱で支持する方法と、車が2台の場合は真ん中に柱を持ってきて、その柱の左右に屋根を付けるタイプもあります。

また、片側タイプの屋根を前後に長く伸ばして、車を横に並べるのではなく、前と後ろで駐車できるものもあります。

いずれにしても複数台駐車可能なカーポートは1台用よりも割高になりますが、屋根の下のスペースが広くなるためバイクや自転車を止めたりするのにも利用可能です。

複数台を駐車できるカーポートの相場:約20万円~

カーポートを安く設置するためのコツ

ガレージと比べると安いと言っても、カーポートの設置にはそれなりのお金がかかります。

それでは、どのようにすれば少しでもその費用を抑えることができるのでしょうか。

最後に、安く設置するためのポイントを紹介させていただきます。

見積もりは必ず複数取る

新しく建物を建てたりリフォームしたりする際には基本中の基本になるのですが、最初に複数の業者から見積もりを取ることをおすすめいたします。

カーポートの設置が初めてだという方が多いと思いますので、まずは相場を知る必要があります。

複数の業者で同じタイプのカーポートの見積もりを出せば、基本的にはどこの業者も独自の料金を提示してくるはずです。

その中で安いところを選ぶこともできますし、内容に納得できるのであれば高く提示している業者にお願いすることもできます。

複数の見積もりを取ることで視野が広がり選択肢も増えるため、最初の段階でいくつかの業者にコンタクトを取るとよいでしょう。

カーポートを選ぶポイントや業者選びに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。

カーポートのプロ業者に頼むには

ただ、中には複数の業者に自分から連絡するのが面倒くさいという方やもいるでしょう。

普通に働いていれば日中は時間がないでしょうし、そもそもカーポートを設置してくれる業者が近くに複数いるのかもわからないですからね。

そんな方は、 カーポートなどを設置してくれる外構工事(エクステリア)のプロを紹介してくれる一括見積もりサイトなどを活用するのも1つです

リショップナビエクステリアというサービスならあなたの地域にいる優良の外構工事のプロ業者(カーポート設置業者)を3社紹介してくれ、それぞれが見積もりを出してくれます。

メモ

エクステリアの匠はリショップナビエクステリアに名前が変更になりました。

もちろん、見積もり自体は完全に無料なので自分が思っていた以上に高いなと思ったら断るのもOKです。

※上記は実際にリショップナビエクステリアでエクステリア工事の見積もりを取ってもらった時の見積書です。カーポートだけでも定価から6割も安くしてもらいました。

しかも、このサービスの何がいいって、自分で面倒くさい業者とのやりとりをしなくていいところ。

もし、仮に自分で業者を複数探して見積もりを取ったり段取りをするとなったらめちゃくちゃ手間がかかりますよね。

それにリショップナビエクステリアで働いている人たちが、

  • 1級エクステリアプランナー
  • 2級エクステリアプランナー
  • 2級建築士
  • エクステリア営業設計出身者

などのエクステリア専門のプロを資格を持っている方がほとんどです。

なので、わからないことは聞けばほとんど教えてくれるので、カーポート設置がはじめての方でも安心して相談することが可能です。

万が一、断る場合でもリショップナビエクステリアがすべて行ってくれるので、業者さんとも気まずい雰囲気になることもありませんからね。

その部分も嬉しいポイントです。

カーポートの工事をやるやらないは別として、とりあえず見積もりや相談だけをしてみるというのも有りかなと思いますよ。

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普通にハウスメーカーとかに頼むよりは確実に格安で済むはずです。

それにカーポートも本当に種類が豊富なので”どんなカーポートを選べばいいのかわからない”という方も相談だけでもしてみる価値はあるかなと。

カーポートってエクステリアの中でも最初に人目が付く部分なので、詳しくない方がカーポートを設置するとデザイン選びに失敗して後悔するってことも多いみたいですから。

まずはプロに相談することをおすすめします。

リショップナビエクステリアについては気になる方はこちらも記事も合わせてご覧ください。

削れるところは削る

見積もりで提示された料金が高いと感じた場合は、そこから費用を削れる部分を探してみるのもおすすめです。

例えば、カーポートの地上部分はコンクリートにすることも多いのですが、そのコンクリート舗装は意外と高くつきます。

やはりすべてコンクリートのほうが見栄えもよいですし、砂利を利用するとタイヤの跡がついたり雨の日に水がたまったりといった不都合が生じます。

この場合は、タイヤが乗る部分のみをコンクリート舗装して他を砂利などにすれば、車を安定して駐車させることができますし、水たまりにも困りません。

そして、コンクリートの面積が減るため、その分の費用を削ることができます。

そういった部分をたくさん見つけて少しずつトータル費用を安くしていくのも方法の1つです。

デザインを考える

カーポートのデザイン次第では、費用を大きく削減することも可能です。

例えば、同じスペースに設置するカーポートであっても、デザインによっては柱が4本必要なこともありますし、3本で済むこともあります。

柱は1本1本が高価なため、1本減らすだけでも大幅なコスト削減になるのです

もちろん強度が重要ですので柱1本で支えるというようなことは無理ですが、削っても強度が変わらないのであれば予算を減らすために削りたいと考える方も多いです。

カーポート設置の注意点

価格にばかり焦点を当てていると、カーポートが設置されてから後悔してしまう可能性も出てきます。

もちろん安く購入するというのは重要なポイントの1つですが、ここではカーポートを設置する際の代表的な注意点を紹介いたします。

将来は車が2台・3台と増えるかもしれない

カーポートを設置する際には、将来の家族構成のことも考えることをおすすめいたします。

現在はお子様が小さかったとしても、将来的に車に乗る可能性が高いのであれば、その時のことも考えて1台分余分にスペースを設けておくべきです。

もちろんその時に改めて最新のカーポートを利用するというのもよいですが、 1台ずつの独立したカーポートよりも2台駐車可能の方がトータルすると安くなるため、コスト削減の面でもおすすめできます

車のサイズは変わる

現在の車のサイズに合わせてカーポートを設置するという方も多いようですが、今利用している車が小さい場合は将来後悔する可能性があります。

小さい車に合わせてカーポートを設置してしまうと、大きい車に買い替えた時にうまく駐車できなくなってしまうかもしれません。

当たり前ですが、カーポートは屋根の下に車を駐車することによって意味を成すため、小さい車用に設置してしまうと柱が短すぎて大きな車が駐車できないというリスクもあるのです。

車を買い替えるたびにカーポートを改築したり建てなおしたりしていては多額の費用がかかってしまうため、予めサイズに余裕を持って設置したほうが良いでしょう。

周囲とのスペースも考えて設置する

特に片側支持タイプの場合は、強い風などで屋根が揺れることがあります。

例えば住宅の外壁とのスペースがなくギリギリのところで設置している場合は、その揺れによって外壁が壊れてしまったり、カーポート自体が破損する可能性が出てきます。

十分なスペースがなかったとしても、周囲と当たらないように余裕を持って設置しなければ、思わぬトラブルが発生するかもしれません。

隣接物がある場合は、風や地震のことも考えて設置することをおすすめいたします

同じスペースでも、デザインを変えるだけで柱の本数が変わることもあるため、そのような方法がないか業者と相談してみましょう。

北海道や東北などは雪も考慮する

北海道や東北地方の毎年雪が降る地方の方でカーポートを設置する場合は、雪にも注意が必要です。

基本的に通常のカーポートの場合は新雪(降ったばかりの雪)で20cmしか耐えられないといわれています。

出典:三協アルミ

なので、よく雪が降る地域の方はどれくらいの雪の量が降るのかも考慮して設置を考えるようにしましょう。

今では耐雪用のカーポートもありますので。

まとめ

住宅のエクステリアは、何を設置するにしても高額なイメージが強いです。

しかし、カーポートはガレージよりも安く設置することができますし、優良の外構工事業者を見つければ見積もり価格からさらに安くすることも可能です。

もちろんお金をかけるべきところには、しっかりとお金をかける必要があります。

しかし、ちょっとした工夫で大幅なコスト削減になるのであれば、それを利用しない手はありません。

念願のカーポートを、少しでも安く入手するための参考になれば幸いです。

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