インテリアのイメージを大きく左右する照明、一度選ぶと頻繁には買い換えない事が多いのではないでしょうか?
その為にも慎重に照明選びをしたいですよね!!
照明には様々な種類が存在します。自分の好みのデザイン、部屋の用途に合わせて…
選び方は様々ありますが、それぞれの部屋の選び方のポイントを抑えることによって心地よい生活が実現できるのです。
そこでこの記事では、最高の照明を選ぶポイントやおすすめの照明について詳しく解説していきます。
照明選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
【前提】最高の照明を選ぶ際のポイントや注意点
まず初めにせっかく気に入って買った照明、お家に帰って取り付けられない・・・
なんて事が無いように、購入の前に確認しておきたいことがあります。
それとこれはおすすめできないよ!という照明もあります、
それが
- 部屋の天井にある配線
- それぞれの電球の特徴
- 明るすぎる照明
- 単調な照明
- 照明の位置が不適切なもの
- エネルギー効率の低い照明
- 安全性に欠ける照明
この7つです。
部屋の天井にある配線
部屋の天井にある配線器具は住居によって取り付けられている配線器具が異なります。
中には取り付けの出来ない照明器具の種類もあるので買う前に必ず確認をしておく必要があります。
詳しくわからない場合は写真に撮っておくと購入の際にお店の人に見せると分かりやすくて良いでしょう。
電球の特徴を知ろう
照明器具は購入の際にかかるイニシャルコストと利用していく上でかかるランニングコストがあります。
本体にばかり目が行きがちですが、使用させている電球によって電気代にも違いがでるのです。
例えば、近年では省エネ長寿命という事もありLED電球が普及していますが、他にも短時間で瞬発的に明るくなる白熱灯や全体を均一な明かりで照らし電気代の安い蛍光灯などの種類があります。
この様に点灯までの時間や、電気代、灯りの色に違いがあり、電球自体の価格も差があるためそれぞれのメリット、デメリットを部屋の使用用途によって電球を選ぶと快適さに加えて生活費にも差ができるので、節約につながります。
明るすぎる照明
非常に明るい照明は、眩しさや目の疲れを引き起こす可能性があります。
特に寝室やリラックスする空間では、過剰な明るさは快適さを損ないます。
眠りを妨げる可能性もあるため、照明の明るさは適度に抑えることが重要です。
単調な照明
単調でつまらないデザインの照明は、部屋の雰囲気を損なう可能性があります。
特に子供部屋やリビングルームなど、個性や創造性を重視する場所では、魅力的な照明が必要です。
照明は、インテリアの一部として空間にアクセントを加える役割を果たすべきです。
照明の位置が不適切なもの
部屋の特定の場所に照明を配置する際には、慎重に考える必要があります。
例えば、寝室の天井近くに直接照明を取り付けると、眩しさを感じる可能性があります。
また、子供部屋では安全性を考慮し、コードが子供に届かないように配置する必要があります。
エネルギー効率の低い照明
エネルギー効率の低い照明は、環境への負荷を増やすだけでなく、電気料金も高くなります。
LED照明など、エネルギー効率の高い製品を選ぶことで、持続可能な照明環境を実現できます。
安全性に欠ける照明
照明の設置に際しては、安全性を最優先に考える必要があります。
配線や接続に問題がある、熱を発する照明が周囲に触れるなどの危険な状況は避けるべきです。
また、特に子供部屋では、安全規格を満たす製品を選ぶことが重要です
照明器具を選ぶ前にここまでの基本をおさえてから各部屋の照明選びを進めていきましょう。
リビングやダイニングにおすすめの照明5選
1日の中で一番長い時間を過ごすリビングルームの照明は長時間過ごしても不快感のないものを選びたいですよね。
また、部屋の中でも不特定多数の人が行き来する部屋なので人の目につきやすく、部屋全体のイメージにつながるでしょう。
- 思いっきりおしゃれなデザイン性の高いものがいい!
- とにかく最先端のような性能重視にしたい!
人それぞれ優先したいポイントがあると思います。
インテリアは、もちろん家具も重要ですが照明ひとつで一気に部屋の印象が変わります。
特におすすめできる照明がこちらの5つです。
- ペンダントライト
- シャンデリア
- スポットライト
- フロアランプ
- インテリアライト
ペンダントライト
ダイニング照明でも多く取り入れられているペンダントライトは、デザイン性の高いものが数多くあり、簡単にオシャレに仕上がります。
しかし、デザインだけで選んでしまうとダイニングテーブルとのバランスや椅子から立ち上がる際にぶつかってしまうなどの危険性もありますので、選ぶ際には器具の大きさ、配光、取り付け高さに注意しましょう。
一般的な目安として
- シェードの直径はテーブルの長手寸法に対して1/3程度
- テーブル面からシェードの下端までの高さは70cm程度
を参考にすると明かりのバランスが良くなります。
長方形のダイニングテーブルの場合、一灯だけのペンダントライトだと明かりが十分に行き渡らない場合があります。
この画像の様にダクトレールと呼ばれるレールを使用すると複数の照明が設置可能になり、均等な明かりを確保できます。
シャンデリア
シャンデリアはリビングルームやダイニングルームの中心に置くことで、豪華で華やかな雰囲気を作り出すことができます。
天井の高さやスペースに合わせたサイズとデザインを選ぶと良いでしょう。
スポットライト
リビングルームの特定の部分やアートワークを際立たせるために、スポットライトを使用することもおすすめです。
調光機能が付いているものを選ぶと、照明の明るさを調整できます。
フロアランプ
リビングルームのコーナーや読書スペースにフロアランプを配置すると、柔らかな間接照明を提供できます。
スタイリッシュなデザインのものや、調光機能があるものを選ぶと、雰囲気を調整しやすくなります。
インテリアライト
リビングルームやダイニングルームの壁や棚に取り付けることができるインテリアライトは、間接照明を提供するだけでなく、部屋全体の雰囲気を引き立てる役割も果たします。
LEDストリップライトやウォールサコンなど、さまざまなスタイルがあります。
寝室におすすめの照明3選
睡眠時にまぶしさを感じてしまうと睡眠ホルモンのメラトニンの分泌を妨げてしまうと言われています。
睡眠の質を向上させるためにも寝室の照明選びは大切にしたいですね。
横になったときに直照明が視界に入るとまぶしさを感じるため照明の位置に注意しましょう。
そんな寝室におすすめの照明がこちらの3つです。
- ベッドサイドランプ
- 天井付近の間接照明
- フロアスタンドライト
ベッドサイドランプ
ベッドサイドに置くランプは、読書やリラックスするための照明として理想的です。
適度な明るさと柔らかな光を提供することで、快適な睡眠環境を作り出します。
調光機能やデザインにも注意し、寝室のスタイルに調和するものを選びましょう。
天井付近の間接照明
寝室の天井付近に取り付けられた間接照明は、柔らかな光を部屋全体に広げる効果があります。
ディマー機能を備えたものを選ぶと、明るさを調節でき、リラックスした雰囲気を演出できます。
寝る前や起きた直後の照明として最適です。
フロアスタンドライト
寝室の一角にフロアスタンドライトを配置することで、暖かく穏やかな照明効果を得ることができます。
リーディングライトとしても使用できるため、読書や趣味に集中する際に便利です。
調光機能やデザイン、高さの調節機能など、自分のニーズに合わせたものを選びましょう。
子供部屋におすすめの照明3選
子供部屋の照明は、なんでもいいと思うかもしれませんが、子供にとって自分だけの部屋というのは特別なもの。
こだわりも多い子供も今は多いですから、こどもの意見も聞いて決めるのもおすすめです。
個人的にこちらの3つ照明は参考になると思います。
- カラフルなペンダントライト
- アニマルモチーフの壁取り付け照明
- デスクランプ
カラフルなペンダントライト
子供部屋には明るく楽しい雰囲気を作り出すカラフルなペンダントライトがおすすめです。
色鮮やかなデザインやユニークな形状のものを選ぶと、子供たちの創造力を刺激します。
また、照明の高さを調節できるタイプを選ぶことで、将来的に子供が成長しても使用しやすくなります。
アニマルモチーフの壁取り付け照明
子供たちのお気に入りの動物やキャラクターをモチーフにした壁取り付け照明は、子供部屋のインテリアに遊び心と個性を加えます。
壁に取り付けることで、スペースを有効活用できるだけでなく、子供たちが安心して使える明るさを提供します。
LEDライトで作られたエネルギー効率の高い製品を選ぶこともおすすめです。
デスクランプ
子供たちが勉強やクリエイティブな活動に集中できるよう、デスク上に適切な照明を配置しましょう。
フレキシブルアームや調光機能が付いたデスクランプは、照明の方向や明るさを調整できます。
さらに、子供たちの目を保護するために、こちらも目に優しい自然な光を放つLED照明を選ぶことが大切です。
用途の決まりがない部屋の照明はどうすれば?
読書や、勉強、パソコン、趣味を楽しむため、など、、、利用用途の定まりがない部屋の場合はどの場面でも活用できる調光調色タイプのシーリングライトを設置すると様々なシーンに活用できます。
明るさはもちろん照明色を変える事で同じ部屋でも雰囲気が一気に変わりますよ。
近年では携帯と照明をBluetoothに繋いで操作ができる機器が多く取り扱われています。
比較的手元にある携帯での操作ができるので面倒くささが少なくどの場所にいても気軽に部屋のムードを変える事が出来るのでぜひ試してみてください。
おすすめの照明まとめ
これまで説明した以上に照明は多くの種類が存在しています。
選び方の基本も沢山ありますが、あくまでも照明選びに迷ってしまった時の参考ですので、
一番大事なのは自分の気に入った明かりを選ぶことです。
大好きなデザインや明かりに包まれるととても心地の良い生活ができます。
部屋の利用目的、数値的な選び方、デザイン、自分が重視したいポイントを理解すると、今まで何気なくしていた照明選びがより充実し、素晴らしい空間演出が実現できますよ!